4月になって暖かくなり、桜も咲いたな〜と思ってたら一瞬で8割くらい散ってましたね
心拍計のベルトを付けるときヒヤッとしなくなったのでもう春だなぁと感じるようになりました。
3月某日、765の洗車をしていると
クランク割れてね????
765に装着しているのは EASTON EC90SLというカーボンクランクのセット
アーム裏とチェーンリングに入るEASTONというグラフィックがカッコいいのと周りで見かけずあまり被らなかった(重要)ので導入しました
学生時代に導入し、かれこれ5年で割れてしまいました
「S社のクランクじゃなくても割れるんですね!」
現状左右のアームの裏側にそれぞれヒビが見つかり、グラついたりミシミシしているわけではないもののほっとくわけにはいかないので代替を探します。
(以下某自転車店勤務の友人談)
全く同じEC90SLアームのみでは現在6万円ほどで国内在庫なし、同じくEASTONのEA90と考えるも在庫なし
現在付けているBBに適合するものだと他にはROTOR等がありますがチェーンリング等のセットだとやはり5万円は超えてくる....
とのことで国内での調達から海外通販に切り替えてなんとかEA90を入手。
重量増とかとりあえず置いといてこれで維持できるようになったのですが....
「パワメ...欲しいな...」
というのも、先日一緒に走ったオタクさんとの会話で「今(PWR)何倍?」とか「この坂大体何倍で登ると...」みたいな会話をしていたのですが
パワメ持ってなくて自分がどのくらいで踏んでるかわからんって状況に...
Zwiftではワット表示とPWRが見られるので、「今日は何ワット維持を意識しようとか」視覚的に見て頑張れたりします。
実は1度ペダル型パワーメーターを導入してみたことがありましたが、どうもペダル自体のフィーリングがあまり好みではなく、1ヶ月ほどで知り合いへ売却してしまいました。
パワメといえばEASTONからスピンドルに内蔵した物が出ていますが今回はこちらを選びました。
中国 SIGEYIのスパイダー型パワーメーター
EASTONやROTORなどのクランクに対応したモデルラインナップがあり、精度も悪くないとの前評判だったので使ってみることにしました。
(為替のせいで買うか迷ってるうちに2000円値上がりしてました)
内容物はこんな感じ
本体と取り扱い説明書、充電ケーブル、デコレーション用ステッカー(6枚)
単体重量は98.8g
EC90SLとEA90+パワメのセットでの重量比較
EC90SL(172.5mm 50-34) 575g
EA90+パワメ(170mm 50-34) 806g
231gの重量増ですがカーボンアームからアルミアームになりゃこんなもんか
組み込みはまずEA90のクランクアームにSIGEYIパワメを装着します。
このときBB用のレンチが必要なので用意しましょう
(このためだけにこれ買った)
次にEC90SLからチェーンリングを摘出します。
(固定ボルト固着してて1個外れなかったのでドリルでネジごと削って破壊して予備のボルトを使いました)
向きに注意しながらチェーンリングのアウターとインナーでスパイダー部をサンドイッチするようにしてボルトで固定します。
最後にグリスをシャフトに塗ってからBBに挿入してドライブ側に8mmのHEXレンチで締めたあと反ドライブ側の緩み取りダイヤルを回して固定すれば完了
さて実走です。
とはいえ、普段何W出してるかも分からないので
精度が〜とかはなんとも言えないのですが
GARMIN 830との接続は良好、ケイデンスセンサーもパワーメーターが兼ねるようになったためクランクアームにセンサーを付けずに済むようになりました。
・3秒平均パワー
・3秒平均PWR
・平均パワー
・瞬間PWR
・パワーTSS
・パワー%FTP
の6項目を表示していますが、主にみているのは3秒平均パワーと3秒平均PWRです。
重量が200g以上増えてはいるものの、中心部のためか重さはあまり感じませんでした。
アルミに替えたことで、カッチリとした踏み心地になったかもしれませんがちょっとよくわかりませんでした・・・・
パワーメーターの利点を自分なりに考えてみると
・パワーが可視化されて、踏むのをサボってるかが分かるので踏みなおそうって思うようになる
・きついけど、あと少しこのパワーを維持しようってなる
という単純にモチベ向上装置だと思ってます。
あとは、自分が踏んでいる感覚と出力値に差があると「あ、今日いつもより調子悪いな」とか今の状態が簡易的に分かるという意味でもつけてよかったと思ってます。
(次期ロード検討してるのに今頃765につけちゃったら次期ロードにもほしくなっちゃうよなぁと)
というわけで、クランクだけ交換するつもりがパワーメーターも導入してしまったというお話でした。